いま、私たち学生が職業を選ぶ際、その「実像を知る」ことが、きわめて重要であると考えています。
企業・団体が様々なステークホルダー(顧客、株主、従業員、取引業者、地域住民、求職者等の利害関係者)に向けて発行する「CSR・環境報告書」。それは企業・団体の姿を映し出す「鏡」であり、私たち学生にも「実像を知る」上で、とても有益な情報源となっています。
私たちが「将来、この会社で働いてみたい」「いずれその企業の商品・サービスを購入したい」というダイレクトな目線で「CSR・環境報告書」を読み、学生としての意見や提案を考える。 そして企業・団体の皆様と双方向性あるコミュニケーションが実現できれば、微力ながらも企業にインパクトを与えることができるのではないだろうか、私たちは、そう考えています。
企業、団体より発行される「CSR・環境報告書」は自社の取り組みを「情報」に加工し、ステークホルダーに発信する代表的なコミュニケーションツールです。
しかしながら、この「CSR・環境報告書」は、期待するステークホルダーになかなか読まれていないことを巷間、よく耳にします。
「伝える報告書」から「活用する報告書」、そしてそれが私たち学生を育成し、協働できるツールになるとすれば、報告書の発行自体が、次世代の人材を育てる「社会貢献」になるものと考えます。
社会に貢献するマインドの持った学生は周囲との調和を大切にし、企業発展にとって必要な人材になると言われています。この取り組みを通じて培われた経験は、学生にとって就活にも有効なものになっています。
将来、企業、団体にとっての新しいステークホルダー ~未来のリーダーとして今、学生を育てる「社会貢献」。企業、団体の皆様に私たちは期待しています。
「毎日DO!コラボ」パネルディスカッション「さまざまな立場からSDGsを考える」に
ERW21メンバー(右)が登壇
2017.12.25 毎日ホール
「CSRリーダー会議@Tokyo(オルタナ主催)」 2016.01.15
日本財団ビル
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CSR REPORT 学生との協働編集
2017年、CSRレポートを創刊しました。
大谷清運は環境レポートの作成や、障がい者の雇用とその支援活動、葛飾区のこども食堂への支援活動、国連グローバル・コンパクトの署名・承認、文京区女性エンパワーメント原則推進事業所登録など、環境に関わる企業として社会にできることを考え続けています。
持続可能な開発目標(SDGs)…小さいけれど当社で今までやってきたこと、そしてこれから取り組むべきことは何かを考えながら、具体的な活動に落とし込み、2030年の目標達成に向けて活動していきたいと思います。
「Eblo Report」は2010年創刊時より、UNGC へ提出する活動報告書であることにとどまらず、「読む報告書から、使う報告書へ」をコンセプトにしてスタートしました。今号は学⽣から意⾒もあり、この原点に今⼀度、戻り、さらに今後を考えて、誌⾯の大刷新を⾏いました。
この取り組みでは、過去43名の学生が参加し、ECO REPORT WAY 21 と併せ、個々の学生にとっては実践・実務型インターンシップとして就活に有効な経験となっています。⼀昨年末、このような活動を知った上智大学修⼠課程に学ぶ中国⼈留学⽣が活動への参加を希望、初めての他大学生の参加、そして世界に広がりを⾒せるスタートとなりました。
コーポレートスローガンである「つたえる、つながる。」制定より10年、その先にある価値を追求しながら、マルチユースなオウンドメディアとして進化し続けます。
Since 2008~2018
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■2016-17 NEWS & TOPICS■
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